宿題の考え方とエビングハウス忘却曲線
宿題について
宿題の考え方と「エビングハウスの忘却曲線」
人は情報を覚えた瞬間から忘れ始め、20分で覚えたことを約4割忘れていることがわかります。しかし、その後の記憶保持率の低下は緩やかになり、ゆっくりと覚えたことを忘れていきます。
一夜漬けで覚えようとしても記憶が定着しないのは、覚えた瞬間から忘れていくのが理由で、だからこそ覚えるためには繰り返し学習することが重要です。
2013年カナダのある研究では、復習しなければ1ケ月後にはほとんど忘れてしまう
24時間以内に10分復習すれば100%の記憶に戻ると言われています
人間の記憶=>3段階になっているといわれています
①まず、視覚や聴覚、触覚などの感覚で得た情報が、その器官に1秒くらい残る「感覚記憶」
↓ ↓ ↓
②意識した事柄が、数秒から数日間、脳の海馬という組織に残る「短期記憶」
↓ ↓ ↓
③そして、海馬で選ばれた情報が、大脳皮質に移されて強く刻まれる「長期記憶」です
ですから、記憶力を鍛えるということは、いかにして短期記憶を長期記憶に変えるかということになります
そのような考えから、宿題を出します ぜひ取り組んでみましょう
『エクスプレッション総合教育での宿題』は
【正解を書いて空欄を埋めることではありません】
【授業を受けて解かったつもりになっていたけれど、時間の経過と共に、どこの知識が不充分になってしまったかを知るために行うもの】だと考えています
習ったことや学習した所のテキストのページを開けて もう1度読んでみるだけでも効果があります
解らなくなってしまった場合、解るところまで行いましょう
次に授業に来た時、もう1度説明します
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